.. -*- mode: RST -*- .. RSTFLAGS=--stylesheet=./02IRC.css =============== 第2回社内勉強会 =============== ---------------------- 第1回チキチキIRC勉強会 ---------------------- 情報共有とは ============ - 情報 - 議事録 - 知識 - アイデア - 問題点 - 改善案 - and so on - 共有 - これらを皆が知ること - チームが成長する - 各個人も成長する **共有大事!** 何故メールだけではうまくいかないのか ==================================== - 典型的なメールの使い方 - 議事録をメールで投げる - データをメールで投げる - 意見をメールで求める - FYIメール - メールを受け取っている人とそうでない人 - 閉鎖性 - 返信は来ない - 儀礼的沈黙 何故メールだけではうまくいかないのか ==================================== 閉鎖性 ------ - To,Ccに指定した人にしかメッセージが届かない - 本来入っているべき人がうっかり抜ける - 「あ、あの人も入れておかなきゃ」 - To,Cc欄にその人を追加 - 全スレッドをコピペ - 1通だけを全文引用するのはダメ スレッド分割されている可能性が非常に高い - 全文引用 - 読む気が失せる - Bccに追加した人には、他からの返信は届かない 何故メールだけではうまくいかないのか ==================================== 閉鎖性 ------ メーリングリストで閉鎖性を軽減させる - 実際には逆に「閉鎖性」を高めてしまう - メーリングリストに入ってない人は仲間はずれ - メーリングリストに入っていることの特権性が増幅される **結果として派閥を生み出す** 何故メールだけではうまくいかないのか ==================================== 儀礼的沈黙 ---------- メール受信者が10名を超える辺りに発生する - 自分に関係ない話を読まされてウザイ 1. 「なるべく無駄なメールを送らないようにしよう」 2. 必要最小限のことしか言わなくなる 3. 言わない事に慣れる 4. 意見を求めるメールにも返事しなくなる - 人数が増えて関心の領域がずれてくる - FYIメールもウザイ - 引用:FYIメールがうまく機能するのは普段から緊密に仕事をしている4?5名が上限 何故メールだけではうまくいかないのか ==================================== 儀礼的沈黙 ---------- - 以上のことにより - 単なる業務連絡 - 細やかなニュアンスが伝わらない無味乾燥なメール - ROM(Read Only Member)だらけになってしまってまともに機能していないメーリングリスト - そもそもメールを読むことすらしなくなる - 「あいつらには知られたくない」という悪意からではなく「押しつけがましくならないように」という遠慮から生まれる問題 - メールに限ったことではなく**会議でも同様** - 「硬直化・官僚化」 - 意見を言い難い - 長引かせるのは悪いなあ - 他の作業ができない - 「ことなかれ主義」 - 結局何も決まらないまま終わる 何故IPMessengerだけではうまくいかないのか ========================================= - 誰に送るか選べる(閉鎖性) - 誰に返信したら良いか分からない - 結局送信者のみに返信してしまう人がいる - 全員が互いの情報を見ることができない - ネットワークセグメントを越える人に送信できない(共有できない) - 「儀礼的沈黙」は無いかもしれないけど「閉鎖性」はある - 話の全体が見えない(共有できない) ツールは使い分ける ================== 主種様々なツール → それぞれに違う目的があるから存在 - コミュニケーションにおいて『情報量』と『緊急性・重要度』は両立しない - ほとんどのメールに【緊急】 - ほとんどのRTに【High】 - ┐(´д`)┌ ウンザリ - 狼少年メソッド? ツールは使い分ける ================== - メール - 重要度が高いものに適している - 情報量は少なくなければならない - 最小限の情報を簡潔に伝える必要がある - 読んでも読まなくても良いものはメールで送らない - 皆が「メールは読んでも読まなくても良いもの」ではなく「メールは必ず読まなくてはいけないもの」と意識できれば、メールのメリットを生かした情報共有がうまくいくようになる - 内容が大きなものを全員に送信するのに適している - プレスリリース文章案をメールで送る - 添付ファイル付きのメールを送る ツールは使い分ける ================== - IPMessenger - 緊急度が高いものに適している - 開封確認を使って、読んだかどうかを確認することができる - 複数人向けの会話やFYIには向いていない - レスポンスが他の人に見えにくい ツールは使い分ける ================== - ブログ - 緊急度は低い - 情報量は多い - 結構良いかも? - 会社全体のITリテラシーが高くないと、社内ブログは誰も見ないし、誰も書かない(><) ツールは使い分ける ================== **社内ブログと同じような目的を果たすものを、もっと手軽にやりたい!** **そこでIRC!** - メールやIPMessengerの不足を補うため - 決して既存ツールを完全に置き換えるわけではない - 「会議室」ではなく「タバコ部屋」のイメージ(ブログも会議室ではない) もう一度言います。 **全てをIRCで済ませるわけではありません(目的・用途が全然違う!)** IRCとは ======= - Internet Relay Chat(インターネット・リレー・チャット) - IRCサーバ群はツリー構造のネットワークを形成 - メッセージがサーバ間でリレーされるため、どのサーバと接続していてもチャットができる - プライベートなサーバツリーを構成することも可能(今回これをやった) 詳しくは `インターネット・リレー・チャット - Wikipedia `_ - 社内IRC - 社内専用のIRC - 外に漏れないから安心 - セキュリティ的に安心 - 自由に気楽に発言できる IRC(LimeChat)の使い方 ===================== 面倒なので実演します。 使う時の基本ルール ================== 会議よりも緩いブレスト よりも更に緩いものだと考えてください。 常に雑談の雰囲気! 使う時の基本ルール ================== 閲覧時 ------ - 興味の無い話は無視する - 気になってしょうがない人、スルー力を身に付ける - 無理に返事をしない - 会話の途中でも - 話がずれて興味が無くなった - 面倒になった - 忙しくなった - 休憩したい になったら無理に返事をしない - 無視された方もこれを気にしない 使う時の基本ルール ================== 発言時 ------ - 接頭辞とか基本的にいらない - ×「すみません。…」 - ×「お忙しいところ、失礼します。…」 - 口語的な発言が望ましい。仕事に関する雑談と考えて。 - 冗談・ジョーク・風刺は大歓迎。 - ただし寒いギャグは受け付けません(><) - 冗談です。でも一応雑談用のチャンネルを用意してありますので、雑談はそちらで。 使う時の基本ルール ================== 発言時 ------ - 言いっ放しが効果的 例えば運営の人はこんな発言 - 「サポートメールに○○っていう文句が来た」 - 誰かが上手い方法を思い付くかもしれない - 「ユーザ○○はクレーマー。うぜー」 - 「今から○○会議。めんどくせー(冗談)」 使う時の基本ルール ================== 発言時 ------ - 言いっ放しが効果的 例えば開発の人はこんな発言 - 「携帯絵文字調べてる」 - 「java.lang.reflect調べてる」 - 「○○の使い方が分からん」 - 参考リンクが来るかもしれない - 「バグった」 - 「ぬるぽ」 使う時の基本ルール ================== 発言時 ------ - 返事を期待してはいけない - ×「○○という案が出ています。ご意見ください。」 - ○「○○っていう案が出てるんだよねー。」 - 引用:: (Q)コメント回答を期待する質問、 または疑問をアップしてよいものか? (A)まだ無理です。メールを併用してください。 そのうちアテンションが集まってきたら、 可能になるかも知れません。ていうか、なるといいね。 使う時の基本ルール ================== 発言時 ------ - 名指しするときは「○○ですか? > hyoshida」と書く - IRCの中では基本的に上下関係をなくしたい - 情報を流す方は謙(へりくだ)らない - 古い情報でもお構いなく 今後考える必要がある暫定ルール ============================== - 本当に議論に収集が付かなさそうだったときのみ、新しいチャンネルを追加 - 必ず追加したチャンネル名を知らせること - デフォルトでは自動でログを取れないので、ログを残しておきたければ言ってください。 - 「運営用のチャンネル」とか「開発用のチャンネル」とかは作るつもりはありませんし、作らないでください。 - 再起動メッセージ - ちょっと微妙なところだけど、従来通りIPMessengerで送る方が良いかも知れない - 意見を求めるとき - 例えばIPMessengerで議題を流しておいて、IRCでざっくばらんに話をして、まとめたものをメーリングリストに流す、とか。 デメリット ========== - ログがフラットなので、まとめる必要がある - 見てもらえない可能性がある - そういうものと考える(雑談なの!) - IRCがそういうものだと皆が思えば、逆にメールは絶対に見てもらえることが期待できる 終わりに ======== - 社外の方からこんな評価 - 導入検討中 - いいなぁ。 - 社内IRC入れてぇ。てか、広めてぇぇ。 - IRCはとても便利 - 最初は使い方が難しいかもしれませんが、 風通しが良くなった・何かが変わったと感じる日が来ます。 ご清聴ありがとうございました。